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【2023年最新】国内・国外ECモールランキング!ECモールの種類や出品の注意点も解説

ECモールとは、オンラインでショッピングができるサイトのことを言います。

豊富な商品を取り扱い、わたしたちユーザーに商品を提供してくれる便利なサービスです。

国内には、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、メルカリ、auペイマーケット、ZOZOTOWNといった多数のECモールが存在します。

さらに、海外にも多くのサービスが存在し、eBay、AliExpress、Amazon.com、Walmart.comなどといったようにECモールの種類は豊富です。

本記事を読むことで、国内・国外のECモールランキングを知ることができるとともに、ECモールに出店する際の注意点やECモールの種類についても理解を深められます。

どのECモールに出店しようか迷っている方売上が高く信頼性の高いECモールを知りたい方はぜひ読み進めてみましょう。

目次

【2023年最新】国内ECモールの売上ランキング

サービス名 出品おすすめ度 売上高
楽天市場 ★★★★★ 5兆6301億円
Amazonジャパン ★★★★★ 3.2兆円
Yahoo!ショッピング ★★★★★ 1兆6,525億円
メルカリ ★★★★ 7,844億円
auペイマーケット ★★★★ 1,287億円
楽天ブックス ★★★ 477億円3700万円
ZOZOTOWN ★★★ 5,088億円
ヤフオク! ★★★★ 9,168億円
Qoo10 ★★★★ 2,004億円
楽天トラベル ★★★ 60億円

国内には多くのECモールが存在しています。

本章では、国内のECモールの売上ランキングを紹介するため、どのECモールに出品するべきか検討材料として活用できるでしょう。

【2023年最新】国内ECモールの売上ランキングは、下記の通りです。

  1. 楽天市場
  2. Amazon
  3. Yahoo!ショッピング
  4. メルカリ
  5. auペイマーケット
  6. 楽天ブックス
  7. ZOZOTOWN
  8. ヤフオク!
  9. Qoo10
  10. 楽天トラベル

ECモールランキング1位:楽天市場|売上高 約5兆6301億円

楽天市場 TOP

引用:楽天市場

売上1位を誇る楽天市場は、国内トップクラスのECモールであり、ネットショップの数も最も多いです。

楽天グループが運営しているサービスであることから、楽天ポイントへの還元率が高いことが非常に多くのユーザーから選ばれている理由といえるでしょう。

最近では、楽天経済圏を意識して利用しているユーザーが増加しているため、楽天市場を含む全てのサービスが頭角を表しています。

特に、ファッションや食品など幅広いジャンルの商品が豊富に揃っているのが魅力で、年間総売上高は膨大な数値になっています。

ジャンルを問わず出品したい方は、まず楽天市場を利用することがおすすめです。

参考:楽天流通総額(取扱高)

ECモールランキング2位:Amazonジャパン|売上高3.2兆円

アマゾン TOP引用:アマゾン

Amazonジャパンは、世界的に有名な国内2位の売上高を誇るECモールです。

日本でも、多くの人々が利用しており、品質の高い豊富な商品でユーザーを魅了しています。

さらに注文から配送までの時間が早いことも利点といわれており、スピードと品質が両方叶うECモールといえるでしょう。

電化製品や書籍、家具から化粧品、生活必需品といった日用品まで幅広い商品が人気です。

加えて、Amazonプライム会員になることで配送料無料といった特典を利用できます。

高い品質を保ちながらユーザーの利便性を最優先に考えているECモールであるため利用者から大きな支持を得ているでしょう。

手軽にECモールへの出品を始めたい方にとって、最も最適なサービスであるといえます。

参考:Amazon年次報告書

ECモールランキング3位:Yahoo!ショッピング|売上高約1兆6,525億円

ヤフーショッピング 引用:Yahoo!ショッピング 

Yahoo!ショッピングは、株式会社ヤフーが運営する国内ランキング3位のECモールです。

Yahoo!のポータルサイトからYahoo!ショッピングへ簡単にアクセスできるため、Yahoo!ユーザーから支持を得ています。

さらに、ポイント還元率が高い点もユーザーにメリットを与えており、Yahoo!プレミアム会員であればより高いポイントを享受できます。

商品のラインナップも幅広いため、衣料品や日用品などをお得に買いそろえたい方が多く利用しているECモールです。

参考:Zホールディングス決算説明会

ECモールランキング4位:メルカリ|売上高 約7,844億円

メルカリ TOP引用:メルカリ

国内ランキング4位のECモールは、フリマアプリとして有名なメルカリがランクインしました。

最近ではECモールの展開も行っており、中古品だけではなく新品の商品やハンドメイド商品などが多く出品されています。

出品から発送までユーザー同士が直接やり取りを行い、安い価格帯で商品を購入することが可能です。

メルカリには出品者を評価する制度があるため、評判のよいユーザーを選んで購入することも出来るため安心して利用されているECモールといえるでしょう。

利用者がさらに増え続けているECモールであるため、ユーザー増加に伴い売上高も上昇し続けています。

参考:2022年6月期上半期(2021年7月~12月)の連結最終損益

ECモールランキング5位:auペイマーケット|売上高1,287億円(推定)

auペイマーケット TOP引用:auペイマーケット

auPAYマーケットは、大手キャリアであるauが運営するECモールです。

売上は、ECモールのランキング内でも5位をキープしており、今後より大きな発展が見込まれるサービスです。

スマートフォンから簡単に出品・購入することができるため、ユーザー利便性の高いECモールといえるでしょう。

さらに、定期的にauユーザーに対するキャンペーンを開催しているため、ユーザーの囲い込みをしている点も魅力とされています。

もちろんauユーザーではない方でも簡単に利用できるECモールです。

多種多様な商品を取り扱っており、ファッション雑貨や日用品、食品までなんでも揃える事ができます。

特に、大手キャリアだからこそスマートフォンやタブレットの周辺機器や電化製品に強みを持っています。

これらの商品を購入したいユーザーからの人気が、国内ECモールランキング5位を誇る売上に繋がっているのでしょう。

ECモールランキング6位:楽天ブックス|売上高 約477億3700万円

楽天ブックス TOP引用:楽天ブックス

楽天市場の子会社である楽天ブックスは、主に書籍や漫画、CD・DVDといったメディア製品を取り扱っているオンライン書店です。

豊富な商品を取りそろえている点が大きな魅力であり、人気の高い国内外の書籍やDVD、入手困難な商品も購入することができます。

他のECモールと比較して、価格設定が安い点も人気の秘密といえるでしょう。

さらに楽天ブックスは、楽天市場の子会社であることから購入することで楽天ポイントを貯められるというメリットがあります。

楽天ブックスは、ポイント還元率が高い商品が多いためポイントが溜まりやすく、ポイントを利用することで次回以降の商品購入がお得になります。

加えて楽天ブックスは、購入の参考になる詳しい商品説明やカスタマーレビューを掲載していることも魅力です。

ユーザーが比較検討に役立つ情報を知ったうえで、商品を購入できるECモールといえるでしょう。

参考:楽天ブックスネットワーク株式会社 第8期決算公告

ECモールランキング7位:ZOZOTOWN|売上高 約5088億円

ZOZOTOWN TOP引用:ZOZOTOWN

ZOZOTOWNは、株式会社スタートトゥデイが運営するファッションECモールです。

世界中の有名ブランドや国内の人気ブランドだけではなく、化粧品や雑貨なども豊富に取りそろえています。

取り扱いブランドの多さは大きな魅力であり、海外の人気ブランドやSNSで話題のブランドが店を構えています。

ファッション好きにとって堪らない商品と出会うことができるため、根強いファンを獲得しているECモールです。

ある程度の知名度や規模があるブランドや、独自ブランドとして十分な商品数を保有していれば個人での出店も可能です。

ZOZOTOWNに出店しているほとんどのショップは知名度が高いため、出店の審査に通過するには知名度と実績が必要といえるでしょう。

参考ZOZO22年3月期、流通額が21.3%増の5088億円 コスメは今期で100億円の大台へ

ECモールランキング8位:ヤフオク!|売上高約9,168億円

ヤフオク TOP引用:ヤフオク

ヤフオク!は、Yahoo! JAPANが提供する日本最大級のオークションサイトです。

ユーザーが商品を出品し、欲しい商品があれば入札者が商品を入札し、最高額を付けた入札者が商品を落札できる仕組みとなっています。

ヤフオク!は、取り扱い商品が多いため、幅広い商品を日本国内外問わず出品することが可能です。

手に入りにくい人気の商品や、歴史のある希少価値の高い商品を出品することで、思った以上の売上を伸ばせる可能性もあります

出品者と落札者が直接交渉することが可能であり、ユーザーが支払うマージンもないため、比較的安い費用で取引が行われます

直接取引で起こりえるトラブルも、ヤフオク! 独自のセキュリティーシステムを導入することにより最低限に抑えている点もポイントでしょう。

ECモールランキング9位:Qoo10|売上高 2,004億円

Qoo10 TOP引用:Qoo10

Qoo10は、日本を含むアジア圏で人気のあるシンガポールを本拠地とする大手ECモールです。

Qoo10は、商品検索が非常に簡単であり、検索欄に商品名を入力するだけで欲しい商品を手軽に見つけることができます。

したがって、ユーザーから見つけてもらい易いサイト設計になっているため、個人で出品した場合でも売上に繋がりやすいでしょう。

さらにQoo10は、日本国内でもたびたび話題にあがるセールを行っていることも特徴であり、お得に商品をゲットできるECモールです。

セール中は売上を伸ばすチャンスであるため、出品する時期を見極めることで賢くEC運営ができるでしょう。
グローバルに展開しているECモールであるため、海外の商品を出品したい方に強くおすすめできます。

Qoo10は、サポート体制が充実していることも魅力であり、海外取引で起こりえる配送や入金時トラブルが起きても安心して取引できるシステムが導入されています。

ECモールランキング10位:楽天トラベル|売上高約60億円

楽天トラブル TOP引用:楽天トラベル

楽天トラベルは、楽天グループが運営するオンライン予約ができる旅行サイトです。
国内旅行や海外旅行、航空券やホテル、観光情報、レンタカーなど、旅行に必要な情報や商品を揃えています。

したがって楽天トラベルは、総合情報サイトとして、旅行に関する情報が豊富に集まっているのが最大の魅力です。
旅行のメインでもある宿泊施設に関しても、全国のホテルや旅館、民宿、ペンション、コンドミニアムなど、約3万5000件の宿泊施設が掲載されています。

楽天トラベルではユーザー側が操作しやすい設計になっているのも魅力の一つ。
検索機能は老若男女問わず操作しやすい設計で、目的地や日程、予算などの条件から宿泊施設を細かく検索することができます。

また、口コミや評価、写真などの情報を参考に、自分に合った宿泊施設を選べるので、お気に入りの宿泊施設を探しやすいのも選ばれる理由といえるでしょう。
さらに、ポイント還元やクーポン、セールが頻繁に実施されています。多種多様な割引サービスが豊富に用意されており、他社よりもお得に旅行を楽しみたい人が集まる傾向があります。

よって楽天サービスは、ポイントやセールなど独自の付加価値が高く、お得に利用できると多くの人に認知されているため、掲載側は集客しやすいといえます。
くわえて、個別ページのカスタマイズも自由度が高いので、独自の魅力が伝わるページを作り込むことができれば、売上の拡大が狙いやすいともいえるでしょう。

狙うならどこ?海外ECモール売上ランキング

最近では、国内だけでなく海外のECモールにも出店する企業が増えています。
海外まで視野に入れることができれば、ターゲット数が圧倒的に増加するため、これまで以上の売上を見込める可能性があります。

また、国内よりもECモールを利用する人も多いので、思わぬ商品が売れることも多いのが特徴です。

そこで、海外のECモールの中でも売上が規模が高いモールをランキング形式で紹介します。

売上ランキングの上位4社は以下の通りです。

  1. アリババ
  2. アマゾン
  3. eBay
  4. Walmart

1位:アリババ(中国)

アリババは中国で最も有名なECモールで、市場規模は世界的にも最大級です。
2019年度の売上高は1兆円を超え、世界有数のECモールとなっています。
売上規模は年々増加しており、2020年にはたった3ヶ月で総額1兆円を超えるなど、国内のECモールとは桁違いです。

中国国内だけでは留まらず他国からも利用されているため、アリババに出店しておけば大きな海外市場を手にすることができます。

販売されている商品のジャンルは多岐に渡り、商品数も膨大な数が出品されています。
国内では考えられないような価格で販売されている商品もあり、商品比較で競合に負けやすいデメリットも存在します。

また、クオリティが格段に悪い商品、イメージと違う商品も蔓延しており、購入側もシビアな目線を持って利用しているユーザーも多い傾向です。
したがって、世界から「日本製は質が高い」と評価されている声もあるため、メイドインジャパンを訴求できる商品は売れやすいといった特徴もあります。

中国では11月11日は独身の日と呼ばれる日があり、合わせてアリババのビックセールが行われます。
多くのユーザーが爆買いを狙う日でもあるので、ここに合わせて出品するなどスポット戦略も可能です。

2位:アマゾン(アメリカ)

アマゾンは、世界最大のECモールとして国内でも多くのユーザーが利用しています。
国内だけでも月間5000万人以上の利用があるといわれ、国民の半数近くは毎月利用している計算となります。

したがって、利用客が多ければそれだけ購入する見込み客も増えるため、ECモールに集まる集客力という恩恵は大きいでしょう。

当然、海外市場に向けた販売も可能で販路拡大も狙えます。

また、アマゾンは「FBA」と呼ばれる管理システムが特徴的で、便利な機能です。
店舗側がアマゾンへ商品を送ってしまえば、アマゾンが商品管理〜発送まで一括してくれます。
手数料は発生しますが、面倒な発送手続きを省略できるため、別業務に注力できるのは大きなメリットでしょう。

3位:eBay(アメリカ)

eBayは、アメリカ発のECモールで、世界で1.6億人以上のユーザーを持つ巨大ECモールです。
eBayに関しては国内に向けた販売ではなく、日本から海外市場へ向けて販売する越境ECサイトとなります。
海外ではeBayの利用者は多く、海外市場をメインに置きたい場合は最適なフィールドといえます。

特に、国内では値がつかなかった商品がeBay経由で購入できたという事例は多く、新たな販路を開拓できるはず。
国内と海外ではユーザーのニーズが異なるため、国内で価格設定が難しい商品も海外では求められる可能性が高いでしょう。

さらに、日本から販売をしているとユーザーからの信頼を得やすい傾向があります。
日本製は海外からの評価が高いため、多少価格が高くても質の良い商品を購入したい層も多く、国内よりも単価を上げることも可能です。

難点としては、ECサイト内は全て英語表記であり、出品においても英語が必要になります。
出品代行や翻訳ツールを利用しながら、運営管理は必要になるでしょう。

4位:Walmart(アメリカ)

Walmartは、アメリカの大手小売店でありながら、ECモールとしても世界的な知名度を誇ります。
アメリカ国内での支持が高く、アマゾンと並び、アメリカのECモール市場をリードする存在です。
アメリカでは、1億2千万人以上の月間実訪問者があり、多数のユーザーを獲得しています。

売上規模ではアマゾンに劣りますが、元々小売店としては世界最大という実績もあることから、WalmartのECモールは今後注目を集める可能性はあるでしょう。
競合も比較的少ないといえる状態なので、今のうちにポジションを確保しておけば、後に大きな恩恵を受けられるかもしれません。

越境ECとは

越境EC 体制イメージ引用:ITJ合同会社

越境ECとは、国境を越え国外のECモールを通して商品の販売・購入を行うことをいいます。

例えば、アメリカを本拠地とする企業が日本に向けて商品を販売することも越境ECといえるでしょう。

昨今アジア圏で越境ECの需要が高まっており、中国や韓国に済む人々が日本や欧米諸国の商品を購入する方が増加しています。

反対に、日本に住んでいる人が越境ECを利用して中国や韓国、アメリカの製品を購入する事例も増えているようです。

越境ECは、グローバルに市場を展開することが可能であり、国内市場に限らず需要さえあれば海外への販売に広げることができます。

したがって、広いマーケットに商品を販売することで、国内ではあまり売れなかった製品や国内では競合が激しい商品であっても、海外で大きな利益を得られる可能性が出てくるのです。

さらに、海外のマーケットに進出することで国内の景気変動に左右されにくいというメリットもあげられるでしょう。

加えて、越境ECが与えるデメリットについても解説していきます。

越境ECには、言語面の問題や輸出入に関する問題が必ず関わってくるでしょう。

商品を販売するにあたって、輸出入に関わる法律や税金について調査したり、言語による壁がある場合は費用をかけて翻訳をお願いしたりする必要があります。

もし商品を発送した際にトラブルが起き、返品や返金が発生するといった問題も起こりえるでしょう。

越境ECを利用するには、専門知識を深め、しっかりと準備をする必要があるため、時にはコンサルタントに相談することも1つの手でしょう。

販売したい商品を最適な方法でアピールし、海外市場での競合他社に負けないようマーケティングの戦略を練る必要があるでしょう。

ECモールにも違いがある?ECモールの3種類を解説

ECモールには、主に以下の3つの種類があります。

ECモールでの販売を考えるうえで、構造の理解は必須です。
それぞれ特徴が異なるため、参考にしてください。

マーケットプレイス型ECモール

マーケットプレイス型ECモールは、複数の出店者が集まって1つのサイト上で販売を行う仕組みです。
あくまで出店ではなく、出品に近い形になるため、商品データや決済についてもモール側が管理します。
モール側の管理によって、出店者側の手間が省略される場面は多いため、業務負担は減らすことができます。

ただし、ユーザーは商品に興味を持っても、出品している店舗に視点が向きません。
したがって、店舗としてのブランディング確率は難しい傾向にあります。

代表的なマーケットプレイス型ECモールとしては、Amazonが挙げられます。

テナント型ECモール

テナント型ECモールは、1つのECモールのなかに複数のECサイトが立ち並ぶ形態です。
各ECサイトが、一定の範囲内で独自にショップを運営しています。

出店側は自身のショップの開設費用や決済手数料を支払う必要がありますが、独自性のあるショップ運営や施策が可能です。
モール側はモール全体の管理やプロモーションを行います。

運営に関する負担は出店側にかかってきますので、労力と時間の確保が必要です。

テナント型ecモールとしては、楽天市場やYahoo!ショッピングが挙げられます。

統合管理型ECモール

統合管理型ECモールは、複数の自社ブランドを一つのECモールに集約した形態です。
それぞれ個別で運営していたecサイトをまとめることで、顧客データやショップ管理を一元化させ、運営を効率化できます。

ユーザーはブランドごとにECサイトを経由する必要がなくなり、利便性が増すメリットがあります。
また、自社ブランド同士で回遊を促す戦略も可能です。

出店側としても、ECモール全体でイメージを統一させつつ、個別ブランドで差別化を図れるので、特徴を出しやすいメリットがあります。

ただし、自社でecモールを構築する必要があります。
個別で運営していたECサイトの仕様を統一する手間や高額なコストが必要など、デメリットもあります。

マーケットプレイス型とテナント型とは、大きく形態が異なる点は覚えておきましょう。

ECモールに出店・出品する際に覚えておくべきポイント

今後もECモールの需要は増加していくことが予想されます。
その分、出店する店舗も増える形になり、ただ出店しているだけでは継続的な運営は難しいでしょう。

出店・出品におけるポイントを理解しておき、戦略を練るようにしてください。

ECモールに出店する際のポイント

ECモールに出店する際には、以下のようなポイントがあります。

ポイント①:費用面をきちんと把握する

ECモールに出店する場合、出店費用や手数料などさまざまな費用が必要です。

例えば、楽天市場の「スタンダートプラン」であれば、出店にかかる初期費用で6万円・月額出店料で5万円必要になります。
スタート時から一定の費用が必要になるECモールが多いため、利用するモールではどれくらいの費用がかかるか確認しておきましょう。

何より、出店後はポイントやキャンペーン利用料など、集客に関わるコストが必要になります。
出店前〜出店後の収支シュミレーションを行い、必要な費用を確保したうえでの出店が必須です。

ポイント②:商品の競合状況を調べる

ECモールには多数の店舗があり、商品数もますます増加していくでしょう。
したがって、自社の商品がどのような競合状況にあるか、きちんと調べておく必要があります。
場合によっては、ECモール内で既に大きなシェアを獲得している商品があり、特徴や価格で勝負が難しい状況もありえます。
競合状況を調べ、勝ち筋が見えない限りは安易に出店しないほうが得策です。

反対に、商品の競合状況を調べることで商品の見せ方など、ECモール内での戦略が見えてくるメリットもあります。

ポイント③:マーケティングに力を入れる

ECモールでの出店は、同じプラットフォーム内に無数の競合店舗が存在するため、競争が激しいという特徴があります。
そのため、マーケティングに力を入れることが必要です。

ポイント④:取り扱う商品を選定する

ECモールでの出店は、自社サイトと比べて販売する商品の種類が限定されることが多くなります。
理由としては、ECモール側で取り扱える商品の範囲を決めているため、商品のジャンルによっては出店NGとなる可能性もあります。
最初に出店するECモールの規約を確認し、取り扱う商品が問題ないかチェックしてから出店準備へ進むようにしてください。

せっかく商品や出店準備を進めたにも関わらず、取り扱いできない商品だった場合は全てが無駄になってしまうので注意しましょう。

以上が、ECモールに出店する際の注意点です。これらのポイントを押さえて、出店を成功させることが大切です。

ECモールに出品する際のポイント

ECモールに出品する際に、意識すべきポイントは以下となります。

ポイント①:商品説明文をしっかりと作成する

ECモールで商品を販売するには、商品説明文が非常に重要です。
詳細かつ、分かりやすい商品説明文を作成することで、顧客の購買意欲を高めることができます。

ユーザーは少なからず、ECサイトで商品を探している際に「問題のない商品を買いたい」と考えており、抱えている不安を拭えた商品を購入します。
したがって、商品の魅力だけでなく、仕様についても細かく記載しておく必要があるでしょう。

また、その商品を購入した後のイメージが湧くように、「どんなシーンで使えるのか」「商品を使ったメリット」まで踏み込んだ商品説明になっているのが理想です。

ただし、商品説明文をただ細かく記載するだけではユーザーの心を掴めません。
「なんだか分かりにくいな」と感じてしまうと離脱する可能性があるので、説明文の構成や見え方にも配慮する必要があります。

初心者は慣れていない部分が多いので、出品代行やテンプレートが使えるツールを使用して、手間なく売れる商品に仕上げるのがおすすめです。

ポイント②:商品の画像にこだわる

ユーザーを惹きつけるフックとして、商品画像は非常に重要です。
ECサイトを利用する多くのユーザーは、まずは写真を見て気になったものをクリックして、商品ページへ移ります。
商品の魅力が最大限伝わる画像でなければ、ユーザーから興味を抱かせることは難しいと考えておきましょう。

商品によってどんな画像がよいかは変わってしまいますが、少なからず以下の要素は最低限クリアしておく必要があります。

  • 画像の明るさは十分か
  • 商品全体が映っている画像か
  • 掲載枚数は不足していないか
  • 背景を含めて余計なものは写りこんでいないか
  • 利用シーンや手触り感がイメージできる演出があるか

ちなみに、出店するECモールによって画像の容量やデータ形式に規約を設けているケースがあります。
準備する前に各ECモールの規約を確認しておきましょう。

ポイント③:発送・配送方法を決める

発送・配送方法を明確に決めておき、ユーザーが安心して購入できる環境を構築しておきましょう。

ユーザーはECサイトで商品購入を決めるときに「安心して取引ができる商品なのか、送料はいくらなのか」と発送・配送方法を一つの指標としています。
商品ページに細かく記載できるように、出品前の段階で配送業者の選定や梱包サイズを確認してください。

ポイントとしては、配送業者と梱包サイズを載せるだけでなく、各地域毎の送料が分かる一覧表まで乗せておくこと。
1つの商品ページで必要な情報が完結するよう工夫し、なるべくページから離脱させずに購入まで誘導するのが大切です。

ポイント④:在庫管理を徹底する

基本的なことではありますが、意外と労力も多く抜けがちなのは在庫管理です。

前提として、管理不足によって在庫がない商品を販売してしまうと、顧客の信頼を失うことにつながります。
「購入したのに在庫がないと後から言われてしまった」となれば、店舗に対して不信感が募ってしまうのは当然の結果でしょう。

ECサイトの販売は店舗と違い、どれだけ集客しているかリアルタイムに観察することはできないため、突発的なタイミングで販売数が急激に増える可能性もあります。
生産や販売対応が追いつかないケースも多々ありますので、在庫管理には事前に対策をしておきましょう。

ちなみに、人手が少なく人力では限界値もあるため、ECサイトの運営を自動化できるツールを入れておくのが得策といえます。
設定しておいたルールに沿って、在庫調整する機能があるツールを導入しておけば、手間なく運営ができますよ。

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複数のECモールへ出品したいならクロスマがおすすめ!

クロスマ導入のメリット

「もっと楽にECサイトを運営できるツールを探しているけど種類が多い…」と混乱している人も多いはず。
複数のECモールへ出品予定であれば、機能と価格のバランスが取れた『クロスマ』にしておけば間違いありません

Amazonより習得した商品データをワンクリックで、複数のECモールへ出品ができる便利ツールです。
なおかつ出品だけでなく、その後の管理・運営まで自動化できる機能を搭載しているので、効率よく売上を上げていくには最適ツールといえます。

複数サイトへの在庫、受注、商品、売上管理に対応できる

クロスマは受注時の出荷依頼やメール送付などをすべて自動化

『クロスマ』は下記の作業を全てオールインワンで完了できます。

  • 出品
  • 在庫管理
  • 受注対応
  • 発注
  • 各ステップにおけるステータス処理

各段階においてツールを導入する必要がなく、『クロスマ』だけで管理できるので、手間がなく操作も覚えやすいのは大きなメリットではないでしょうか。
しかも、Amzon・楽天・Yahoo!ショッピング・au Wowma!と複数ECモールを全て一元化できるのは『クロスマ』のみ

複数サイトの併売は、確認事項や作業内容が多く、想像以上に負担が大きいため、『クロスマ』の導入で簡略化してしまいましょう。

「怪しいツールでは?」と感じるかもしれませんが、Amaozn・Yahoo!から認証を獲得し、特許も取得しているので何も問題はありません。
Yahoo!によりコマースパートナーマーケットプレイスとして正式に紹介されているので安心です。

商品ページの作成が簡単にできる

クロスマ 作業時間91%削除できる

商品ページの作成が簡単で、複数のECモールもワンクリックで同時に出品ができてしまう簡単ツールです。

ECサイトの出品経験がないと「出品作業は簡単なのでは」と考える人も多いはず。
しかし、準備する項目は多く、PCに関する専門知識も必要になります。

  • 商品画像・ヘッダー・フッターの準備
  • 商品説明の文章作成
  • HTML等を使った商品ページのデザイン作成
  • 各項目の設定

これらの作業を1つ1つの商品で実施する必要があり、複数のECモールで行うとなれば膨大な作業量となります。

商品数が増えていけば、出品作業だけで時間が奪われてしまい、本来注力すべき業務が疎かになる可能性もあるでしょう。

クロスマ』はAmazonから商品データを習得してしまえば、自動で各ECモールへ出品してくれるのでとにかく楽チンです。

出品作業が楽になり、商品の回転率を上げていけば、キャッシュフローを高めていく環境を構築できます。
競合が多いなかで勝ち残っていくためにも、もはや欠かせないツールではないでしょうか。

シンプルで低価格な料金プラン

クロスマ_費用

クロスマ』をここまでおすすめできるのは、機能にくわえてコストが優秀すぎる点です。

結論、月額費用は14,800円のみになり、これまで参照してきた他ツールと比べて「安い!」と感じているはず。
初期費用は併売するECモールの数によって変動しますが、Amazonと他2モールを連携しても15,000円のみです。

分かりやすい料金体系で、余計なコストが必要ないのも『クロスマ』が選ばれている理由といえます。
機能面と料金面の両者で優れているという認知が広がり、累計ユーザー数も上昇中です。

他ツールを利用すれば、初期費用で10万円前後必要になるケースも多々あるので破格の料金といっても過言ではありません。

まずは出品〜運営まで取り組み、そこからトライアンドエラーを繰り返していくことが重要になるため、低価格の『クロスマ』を迷わず導入して試していくのが成功する近道ですよ。

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まとめ

ECモールの運営には、様々な課題や問題を乗り越える必要があります。
しかし、適切な戦略や手法を用いることで、より効率的かつ成功率の高いECモール運営が可能になります。
具体的には、商品の品質や価格、サービスの質などに注意を払い、顧客満足度を高めることが重要です。
また、SNSや広告などを利用して、より多くの顧客にアプローチすることも大切です。

そういった本来注力すべき作業に専念していくためにも、ECサイトの出品や運営を自動化できるツールの導入が必須でしょう。
ECモールの運営に必要な業務を代行してくれたり、専門的なサポートを提供してくれたり、効率が格段に上昇します。

他社のツールと比較したとしても『クロスマ』を導入しておけば損はありません。
ぜひ、勝ち残る店舗作りをしていきましょう。

よくある質問

ECモールの出店・出品に関するよくある質問をまとめました。
気になる項目は確認するようにしてください。

Q1. ECモールの手数料はどのくらいですか?

ECモールによって手数料が異なります。
具体的な手数料については、各ECモールのウェブサイトを参照してください。

Q2. ECモールに出店するにはどうすればいいですか?

ECモールに出店するには、各ECモールのウェブサイトにて出店に関する規約や情報を確認し、手続きを行ってください。出店に関わる作業量は多く、手間がかかります。
ツールを使って簡略化してしまうのがおすすめです。

おすすめしたいツールは「複数のECモールへ出品したいならクロスマがおすすめ!」で紹介しています。

Q3. ECモールのポイント還元率はどのくらいですか?

ECモールによってポイント還元率が異なります。
具体的なポイント還元率については、各ECモールのウェブサイトを参照してください。特にポイント還元率が高く、ユーザーからも評価を集めているのは楽天です。

Q4. ECモールでの支払い方法はどのようなものがありますか?

ECモールによって支払い方法が異なります。
代表的な支払い方法としては、クレジットカード、銀行振込、代金引換、キャッシュレス決済です。店舗側としては、どの支払い方法に対応するかをある程度決めることは可能ですが、幅広い決済方法に対応している方がユーザーからは評価されます。

Q5. ECモールでの出品には手数料がかかりますか?

ECモールによって出品に必要な手数料が異なります。
具体的な手数料については、各ECモールのウェブサイトを参照してください。多くのECモールでは出品手数料ではなく、販売時の売上手数料が必要になるケースが多いでしょう。

Yahoo!ショッピングのようにコストが低いECモールもあるため、それぞれ確認しておきましょう。

ECモールにどんな種類があるかは「【2023年最新】国内ECモールの売上ランキング」で確認してください。

Q6. ECモールでの出品に必要な手続きはどのようなものがありますか?

ECモールでの出品には、出店登録が必要で各ECモールの審査を突破する必要があります。出店登録には、会社情報や商品情報などの登録も必要です。
また、商品の出品には写真や商品説明文の作成も必要になります。

ECモールによる審査は手間だけでなく基準が厳しいサイトもあり、出品までにはある程度の時間がかかることを覚悟しておきましょう。

Q7. ECモールでの出品において、注文処理や配送管理はどうなっていますか?

ECモールによっては、注文処理や配送管理をECモールが行ってくれる場合があります。
しかし、基本的には自社で注文処理や配送管理を行うケースが多く、想像以上に業務に追われる可能性が高いといえます。また、各ECモールの注文処理や配送管理についてルールの確認も必要です。
労力も多いことから、注文処理や配送に関わるステータス処理、在庫管理を一元化できるツールに任せてしまうのが得策といえます。

導入すべきツールについては「こちら」で確認ください。

Q8. ECモールでの出店にはどのようなメリットがありますか?

ECモールでの出店には、以下のようなメリットがあります。

  • 国内・海外のユーザーにアクセスできる
  • 購買意欲が高いユーザーに出会える可能性が高い
  • ECモールが行う広告やキャンペーンなどを利用して購買促進ができる
  • システムや決済方法などのインフラが既に整備されているため手軽にECビジネスを始められる

ただし、出店には手数料や経費が必要になります。
また、自社のECサイトによる運営と比べて、出店先に依存するというデメリットもあります。

Q9. ECモールでの出店にはどのような注意点がありますか?

ECモールでの出店には、以下のような注意点があります。

  • 自社のブランド価値を下げないようにECサイトを作り込む
  • 競合が激しいため、差別化戦略を考える
  • 出品規約や利用規約を遵守する
  • 出品者情報や商品情報などを正確に登録する
  • 取引の際には、評価や問い合わせに迅速に対応する

これらの点に注意しながら、ECモールでの出店を検討することが大切です。

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